知人に頼まれて
カップを金継ぎで修理しました。
味のある作家物の器なので、少し荒さを感じる様に金の仕上げをしました。
さらっと言いましたが、仕上げが気に入らず金の修正を5.6回しました。
つまり、上手な人なら一回、金をまいて仕上げるところ
倍以上の量の金紛をまきました。
しかも、最終的には金の存在感をあげたくて金粉の号(大きさ)を大きくしました。
日本産の漆で本当の金を使います。
割に合わない仕事ではある。(やり直すのは私の勝手。)
でも良い経験と満足できる出来となりました。
俄か職人、職人の苦労を知る。
と☆