和歌山
紀三井寺の家 |
建設地
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和歌山県和歌山市
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延べ面積
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121u(36坪)
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構造
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木造
地上2階
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用途
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単世帯住宅
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設計
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くらしの工房/田中
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■外観
和歌山市紀三井寺近くに位置するこの建物は、
北向きの敷地において、いかに明るい室内空間を
実現するかが、一番のポイントでした。
そして、外観はシンプルに、『家らしい家』を目指し、
室内空間は、構造材を全て現した真壁造りの
ダイナミックな空間をつくりました。
外壁:そとん壁(掻き落し仕上げ)
屋根:いぶし和瓦葺き
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■エントランスアプローチ
玄関ドアは、くらしの工房のオリジナル。
全体では和の雰囲気を大事にしながら、
ポイントでは、アクセントを強く出すことを心がけました。
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■玄関ホール
下足収納も現場製作しました。
正面には和室の入口があり、
リビングを通らずにお客様を通すことが出来ます。
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■ダイニング・キッチン
上部に吹抜を設け、トップサイドのサッシと
トップライトから、太陽光を入れました。
将来、娘さんと一緒にお菓子作りが出来るよう、
YAMAHAのラウンドタイプのキッチンを設置。
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■リビング
床:唐松フローリング
壁:ホタテ漆喰
天井:杉羽目板
柱:杉
梁:米松(ナチュラルドライ) |
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■和室
フローリングの床レベルから
35センチ小上がりにした
和室は、戸襖の開閉の仕方で、客間と茶の間の使い分けが可能です。
照明器具は、くらしの工房オリジナル。 |
■二階ホール
屋根部分は外断熱仕様とし、構造材を全て露出させ、
広がりのある空間としました。
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■吹抜廻りには回廊を設け、1階とのつながりを考慮。 |
■便所
壁面に鏡を埋め込み、室内を広く見せることにしました。
手洗いボールは、施主さん自ら信楽に
買い付けにいかれたものです。
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■建具デザイン
室内建具表面には、和紙調のクロスを貼り、
良く手の触れる部分や、明かり窓部分の廻りには
木を露出させポイントとしました。
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■二階廊下
吹抜を介して、キッチンで作業されるお母さんと、
二階の子供室へ向かう娘さんが、お互いの気を感じ取る。
この空間で育った彼女が、将来家づくりをする時に、
この家をどんな風に評価してくれるのか楽しみです。
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