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豊中で新しいプロジェクトが始まります。

新しいプロジェクトが始まろうとしています。
紆余曲折があり、まだ着工という訳ではありませんが、既設建物の解体から今日まで
の流れを説明します。

◇平成21年1月19日  解体初日の朝です。





確認の為に家に入らせていただくと、お酒の香りがします。
沢山の思い出の詰まった家に感謝を込めてお酒でお清めされた様です。
新しい家もすばらしい家になる様にがんばります!

◇解体工事中の様子です。





解体工事を担当していただいたのは、池上環境開発さんです。
ありがとうございました。

◇地盤調査





「スウェーデン式サウンディング試験」で地盤の調査をしているとことろです。
「SS試験」や「「スウェーデン式」と略されたりします。
何故「スウェーデン式」と言われているのかというと、スウェーデンの国鉄が地盤調査の
工法として採用していたものを移入したことからのようです。

そう言えば、「漆器」のことを英語では「JAPAN」と言いますよね。関係ないか。。
・・・話がそれました(汗)

地盤調査を担当していただいたのは、サムシングさんです。
ありがとうございました。

その地盤調査の結果から、基礎の計画を見直し地盤改良をすることになりました。

◇埋蔵文化財の試掘調査

豊中の家の計画地は、「豊島北遺跡」という埋蔵文化財の調査が義務付けられている
地域に立地しています。

この地域内で深さ1m以上の土地を掘削する工事をする場合、それが建築面積の5%
以上の面積を超える場合、埋蔵文化財の試掘調査をして、遺跡がないか確認する必要
があります。





調査をしてみると、まず、地盤面から80cm程掘ったところにあった水田跡の層から、
江戸時代の陶器の破片が出てきました。

さらに下層に掘り進むと、1.4mの位置に古墳時代の遺構が出てきました。
上記写真に豊中市教育委員会の試掘ご担当者の足元にある黒い筋です。
集落の側溝跡だそうです。





少し掘っただけですが、いくつかの古墳時代の土器の破片も出てきました。

この地の遥か昔の住人が残した、暮らしの痕跡です。

豊中市との協議を重ねた結果、4月より発掘調査をすることになりました。
豊中市教育委員会の皆様よろしくお願いします。

◇ 平成21年3月24日 地鎮祭





発掘調査に先立ち、土地の神様にご挨拶させていただきました。
無事に発掘調査を終え、建物の竣工を迎えられますようよろしくお願いします。

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