内部の造作工事が着々と進んでいます。
間仕切建具はすべてオーダーの木製建具の為、当然その枠材(敷居、鴨居など)も既製品ではありません。
建具の巾や高さ、引込みの寸法などを計算し、ミリ単位で加工、取付けを行います。
なので、大工さんにその意図を理解してもらっていないと設計者が思う通りには現場は納まっていきません。
材料の拾い出しをし、後は現場任せという事でなく、1/5の図面を描いて渡し、さらに現場に行かない日も一日に何度も大工さんと電話で打合せを行い、仕上がっていきます。
井上さんの場合は、既に理解してもらっている(・・・と思っている)ので、スムーズに流れるのですけどね(笑)
今回の物件では、和室以外の枠材を出来るだけ小さくすることで、すっきりとしたデザインとコスト削減を兼ねています。
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