9月に入り擁壁の打設が行われています。
通常土木擁壁には2種類の方法があって、工場であらかじめ規格生成された擁壁と、現場でベース・立ち上がりと2回に分けて現場打ちされる擁壁とがあります。
谷上の地区では宅造規制がかかっており、神戸市の指導に基づく現場打ち擁壁の施工となりました。
9/6 ベース(底盤)打設
9/14 立ち上がり打設
と2回に分けて行われ、無事全ての擁壁の打設が完了しています。
後はしっかり養生期間を取り、型枠のバラシを待ちます。
ベースが固まっているので、しっかりと立ち上がりのサポートが出来るのです。
チェーンを固定するフックもベース配筋の時に仕込んでいます。
始まりの部分もしっかりと返しを取る事により、擁壁の強度に役立っています。
打設前にも念入りにかぶり(型枠と鉄筋の間のアキ)をチェックしました。
このかぶりがしっかりと規定のクリアランスを確保される事により、コンクリートの強度が保たれるのです。
ポンプ車と生コン車が現場に到着。
生コンをポンプ車に移し、
型枠の中へと流し込んでいきます。
その傍らで、バイブレーターという振動棒を挿入し、コンクリートの流動を助けます。
下では隙間なく流れるように、また空気が残らないように、ハンマーで型枠を叩いていきます。
このようにして、コンクリート打ちの現場では各役割分担がしっかりと決まっていて、それぞれが連携を取る事により、確実できれいなコンクリートが打設されるのです。
三木
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