今日は上棟スペシャルです!
大阪では今朝方、結構な雨が降っていたのですが、
現場についてみると、うそのように良い天気で上棟日を迎えることができました。
お忙しい中、施主様ご夫婦も、現場に駆けつけてくれました。
今まで図面や、模型で何度もイメージを膨らませていただいたのですが、
こうやって実際に建物が建ち上がってくる姿を見ていただいて、
どのように感じておられるか、設計者も不安と期待にドキドキしたりするものです。
昼過ぎに棟木もあがり、祝上棟! となりました。
全ての構造材が、ピシャリと組み合わされ、パーフェクトです!!
プレカットを担当してくれた、中国木材の丸田さん、ありがとうございました。
当然、棟木が上ったからといって、建物が完成するわけでもなく、
大工工事はもくもくと続きます。
棟木が上ると、すぐさま垂木の施工に移っていきます。
これらの材料を総称して、羽柄材(ハガラザイ)と呼ぶのですが、
大工の井上さんが、事前にカットしてくれたので、
プレカット構造材と同様に、切れ目無く作業がつづきました。
道路から応援してくれていた施主様ご夫妻にも、
ヘルメットをつけていただき、現場の中へ入っていただきました。
掘りごたつを設置するための開口から、高基礎になった床下空間を
見ている姿です。
ナイスショットでしょ?(笑)
じっくり床下空間を見ていただき、掘りごたつ北側の畳を上げて、
床下へ長尺ものの収納ができるように、することになりました。
※詳しくは図面を描きます⇒大工の井上さんへ(笑)
工事用の梯子を使って、二階にも上っていただきました。
建物が建ち上がった感動だけではなく、今までイメージしてきたものと
何処が同じで、何処が違うのか? 施主さんと設計者が同じ目線で
現場を見れるというのが、緊張感があって僕は大好きなんです。
大工の井上おやっさんお手製の御幣に、ご夫婦で署名していただき、
大工の井上さん親子で、棟木に掲げてもらいました。
住まい手と造り手の、初めての共同作業ですよね。
上棟日に御幣を上げない現場が増えてきているそうですが、
施主と職人と設計者が三位一体でつくるオープンシステムでは、
この御幣にも大きな意味があるのではと感じました。
清酒と、塩、米で、四方清めます。
大黒柱にも!!
建物の神様にも、今日は美味しいお酒を飲んでいただき、
明日からの工事安全と、施主様にとってより良い家ができるよう、
みんなで祈願しました。
明日はマスタニスキャホールズさんによる、
本設足場工事が入ります。
建物外周には、養生シートが張り巡らされますので、
しばし建物の外観は見れなくなります。
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